TrustedParts.comは、電子コンポーネント産業に革命をもたらすカーボンインテリジェンス生成ライフサイクルアセスメント(LCA)プラットフォーム、Sluiceboxとのパートナーシップを発表することをうれしく思います。このインテグレーションは、承認されたOEMとTrustedParts.comスポンサーが、Sluiceboxからの強力かつ正確なカーボンフットプリントデータを直接TrustedParts.comの部品リスト(BOM)ツールから見ることができ、設計プロセスの早い段階で高排出エリアを強調することができます。
「環境インテリジェンスの新しい世代」を迎える
Sluicebox社が採用する方法論は、電子産業の大手ブランドから好まれ、査読され、また第三者から監査された同社の社内プロセスは、信頼できるカーボン排出推定値を提供します。Sluicebox社の生成LCAは、電子コンポネットレベルでAIを使用してカーボン排出を計算します。従来のアプローチとは異なり、このソリューションは生産プロセスをモデリングし、有効化されたデータソースを使用して確認することにより、より早く、より正確、またISOに準拠した結果を出します。
Sluiceboxの生成LCAは、コンプライアンスに準拠するだけではなく、プロアクティブサスティナビリティへと促します。この革新的なソリューションについて、前のブログ、SluiceboxとTrustedParts.comは、コンポーネントレベルのカーボン排出データにおけるノーベルソリューションを発表: 生成LCAを見る。
BOMツールから製品カーボンフットプリント数値(PCF)を見る
以前はカーボン排出を計算するのに何ヶ月もかかりましたが、今ではTrustedParts.comのBOMツールを使えば、リアルタイムでそれを行うことができます。承認されたユーザは、BOMを作成するか、保存されたBOMを開くことによってデータにアクセスすることができます。
個々の部品のカーボンフットプリント(kgCO2e)は、メーカー名の隣の列に表示されます。このツールは、単位あたりののkgCO2eと購入する合計数に応じて計算します。
ユーザはテーブルのヘッダーに、「kgCO2eの合計」と表示される新しい数値を見ることができます。これはBOM全体の排出推定値の合計数です。

承認されたユーザは、エクスポートしたしたBOMファイルにkgCO2e数値を入れるオプションがあります。エクスポート設定の中には2つの新しいチェックボックスがあります: kgC02e(単位あたりの排出)とkgC02eの合計(単位あたりの排出×購入済)。
この有用なインテグレーションについて詳しく知るためには、当社の カーボンフットプリント推定値ドキュメンテーションをご覧ください。
TrustedParts.comでSluiceboxを使い始める
Sluiceboxカーボン排出データは、TrustedParts.comの認証済みアカウントを持っているオリジナル機器メーカーまたはTrustedParts.comスポンサーのみ使用することができます。カーボン排出推定値はTrustedParts.comにて計算され、第三者と共有しないでください。
カーボンフットプリント推定値をリクエストするためには、 アクセスをリクエストするという見出しの説明を見てください。
当社は、SluiceboxカーボンフットプリントデータをTrustedParts.comのBOMツールにて提供することを嬉しく思い、エンジニアと調達チームに、選択したコンポーネントの環境的インパクトにおけるより詳しい情報を提供します。この貴重なサスティナビリティデータを追加することによって、信頼できる電子コンポーネント調達元としての地位をより確実なものとし、ユーザによりスマートでより詳しい情報に基づいた決断を下すサポートをしています。
